●令和4年2月7日(月) 東成区民センター6階

 

   午前:シルバーアドバイザー(SA)の活動

   講師:カレッジSA資格審査委員 松木 健一氏

 

    ※当初予定されていました「おりぞめ教室 おりぞめ体験及び実践」が中止になったため、本日午後

     に予定していた講座が繰り上げて実施されることになりました。

     シルバーアドバイザー(SA)の活動については、松木講師がご自身の取得された経緯を話しされ、

     また、これまでの各年のSA取得状況等を詳しく説明して頂く。併せて、まだ取得されていない方

     に対して、SA資格の取得を奨励されていました。

      さらに、今年4月19日開校されるおもちゃ学校(大阪校)について、子ども健全育成「指導者

     養成講座」の受講生を募集していることをPRされていました。

      その後「マッチ棒並び替えクイズ」、「ことわざクイズ」、「都道府県名を当てよう」の脳トレ

     を行い、頭のリフレッシュに努めました。    


 

 午後:厩戸皇子(聖徳太子)の生涯と四天王寺

  講師:NPO法人大阪ウォーク・トーク 山内 啓子氏

 

  ※最初に聖徳太子の名前を聞いて思い浮かぶことについて、

   講師から質問が出され、それに対して受講生は、「お札、

   四天王寺、法隆寺‥」と答える一方、講師は「十七条憲法、

   官位十二階、遣隋使‥」などを上げておられました。

 

   また、配付して頂いた「厩戸皇子(聖徳太子)の生涯」に

   沿って話しを進められましたが、内容が盛沢山だったため、

   中々理解ずに大変でした。その中で、最初に話しをされた

   厩戸皇子の父母が、いずれも欽明天皇を父に持つ異母兄妹

   だったことを初めて知りました。 

   

  ※続いて「四天王寺の再建~7回も再建された五重塔~」を

   テーマに話しを進められました。こちらは、厩戸皇子以上

   に内容が深く、広く、多く語って頂きました。

 

   四天王寺は、推古元年、593年に建立され、たび重なる

   災害のため、古い建物はことごとく失われていますが、そ

   れでも創建当時のものを含め500点あまりの国宝・重要

   文化財を所蔵しているといわれています。

   

   五重塔は、836年に落雷で破損して、再建されて以降、

   960年に火災で全山焼失、1600年に大和国額安寺か

   ら移築、1623年徳川秀忠によって、1813年に大坂

   の町人淡路屋太郎兵衛が中心になって、1940年女棟梁

   によってそれぞれ再建され、1959年に現在の鉄筋コン

   クリート造が完成しました。 

 

   四天王寺は、毎月21日が大師会(お大師さん)、22日が太子忌(お太子さん)として縁日が催さ

   れ、多くの市民が足を運んで賑わっています。

   また、境内の建築物には、様々な工夫が施されており、それぞれが持つ意味に興味深いものがありま

   した。もっと、じっくり時間を掛けて聞きたいと思いました。

   



 

 ●令和4年2月14日(月) 東成区民センター6階

  午前:大阪の江戸時代以降の庶民の娯楽

   講師:松原市文化財保護審議会会長 西田 孝司

   

   ※当初、「昔の話しを聞いて皆で歌おう」の予定で

    したが、先生の都合が悪いので、急遽昨年7月に

    「世界遺産の百舌鳥古市古墳群」の講師をして

    頂いた西田先生にお願いして、開催されました。

    そして、西田先生が皆が興味あるだろうと考えて

    頂いたのが、今日のお話しとなりました。

 

    その内容が「おおさか十三佛詣りのおすすめ」、

    「大阪四不動参詣のおすすめ」、「なにわ七幸め

    ぐり」。

 

    「おおさか十三佛詣りのおすすめ」の十三佛とは

    不動明王(法楽寺 たなべ不動)、釈迦如来(正

    圓寺 天下茶屋聖天さん)、文殊菩薩(家原寺)、

    普賢菩薩(四天王寺 万燈院紙子堂)、地蔵菩薩

    (常光寺 八尾地蔵)、弥勒菩薩(教興寺)、薬

    師如来(全興寺 水掛不動尊)、観世音菩薩(太

    融寺)、勢至菩薩(国分寺)、阿弥陀如来(大念

    佛寺)、阿閦如来(報恩院)、大日如来(青蓮寺)、

    虚空蔵菩薩(太平寺)のことで、これらご本尊と

    している十三寺院をお詣りして、報恩謝徳・諸願

    成就を願う。

 

    「大阪四不動参詣のおすすめ」は、大阪市内にある東西南北四カ所の不動尊をお詣りするもので、

    阪東方不動尊(させん堂不動寺 無動尊)、大阪南方不動尊(夕陽丘太平寺 北山不動明王)、大

    西方不動尊(築港高野山釈迦院 一願不動明王)、大阪北方不動尊(福島了徳院 大聖不動明王)。

    夕陽丘、築港、福島はいずれも近くに行ったことはありましたが、訪ねたことはありません。城東区

    諏訪にある東方のさせん堂不動寺は変わった名前で、以前この辺りは東成区左専(左遷)道村という

    地名でありました。させんとは、その昔菅原道真が九州の大宰府に左遷された時、今の不動尊の近く

    で休息したことから名付けられたと伝えられます。

    

    最後は、七つのご利益授かろう「なにわ七幸めぐり」。これは新しい名所で、神社とお寺の両方が含

    まれています。殆ど有名な神社仏閣で無病息災 太融寺、商売繁盛 今宮戎神社、家内安全 四天王

    寺、厄除祈願 住吉大社、学業成就 大阪天満宮、心願成就 四條畷神社、諸芸上達 大念佛寺の七

    カ所。全て訪れたことがありますが、それぞれのご利益を意識してお詣りしたことはありません。

 

    さらに関西一円に伊勢の皇大神宮、豊受大神宮を加えた154の古寺を巡回する神仏霊場巡拝の道が

    あることを教えて頂く。非常に盛沢山で、今度行って見ようと思うような楽しいお話しでした。

 


  午後:テーマ 心に健康「心豊かに生きるために」

   講師:メンタルヘルスアドバイザー 江嶋 満氏

 

 ※午後は、江嶋講師による 心の健康 ~ 心 豊かに

   生きるために ~《“心の免疫力”をつけよう!》を

  テーマにお話しを聞きました。

 

  始めに、1.健康とは、の定義が議題になりました。

  以前どこかで習ったような気がしましたが、思い出せ

  ませんでした。正解は、

   「健康とは、( 身体 )的、( 精神 )的、

    (  )的、社会的に、完全に良好な動的状態

    であり、単に病気、あるいは虚弱でないことでは

    ない」

        ーWHO(世界保健機構)1999年ー   

   ーということだそうで、

   その後、2.私がやってい健康法、について書き

   出しました。

 

   次に3.この名言をご存知ですか? として

   「意識が( 行動 )を作り、行動が( 習慣 )

    を作り、習慣が( 人格 )を作り、人格が(

    運命 )を作る」

                                      ーウイリアム・ジェームズー    

                            ーを教わりました。 

 

  そして、4.思考習慣(考え方)について、

   1,( 夢、目標 )を持っている

   2,( プラス )思考

   3,( 美点 )凝視

   4,( お役立ち )の心がある

    「与えるものが与えられる」という原則

   5,( 感謝 )の心を持っている

   ・「( 感謝 )上手は、幸せの素」

    ⇒「幸福だから感謝するのではない。( 感謝

     )しているから幸福なのだ」

   ・加山雄三の「“健康の秘訣”は、三感(カン)王

    にあり!」

    ⇒①( 感謝 )する ②( 感動 )する

     ③( 関心 )を持つ

  ーを学びました。 

  さらに、5.行動習慣、6.感謝の心について、を

  教えて頂き、最後に<まとめ>として、

   1、人は何故感謝の心を失うのか?

    (1)周りから( 与えられる )ことに慣れ

       てしまい、( 有り難さ )を忘れてし

       まうから。

      (2)「自分が( してあげている )こと」を過大評価し、「( してもらっていること )」を

        過小評価しがちだから。

     2、感謝の心を取り戻すには?

     (1)「( 有り難い )事実」を考えてみる。

     (2)「自分を( 支えてくれた、支えてくれている )人を思い起こし、具体的に「( 感謝を伝え

        る )行動」を起こす。

     (3)( ボランティア活動 )をやってみる

    ーと結んでおられました。感謝の心を取り戻すには、有り難い事実を考えてみるところで、僅か2分間で

    20項目も上げられた方がおられました。

    最後に、「青春」サムエル・ウルマン(訳:新井 満)の

    「真の青春とは 若き肉体のなかに あるのではなく 若き精神のなかにこそある」という言葉を紹介さ

    れて、締めくくられました。感動の朗読も披露され、有意義な時間を過ごさせて頂きました。有り難う御

    座いました。

 



 

 ●令和4年2月28日(月) 東成区民センター6階

 

   午前:今昔館で学ぶ大阪のまちづくり

      ~②明治以降の大阪~

   講師:大阪くらしの今昔館 町家衆

      大阪検定1級合格者 酒井 裕一

   

   ※昨年7月16日の受講しました「今昔館で学ぶ

    大阪のまちづくり~①江戸時代の大阪~」に続

    く第二弾で、明治以降の大阪をカラーで豪華に

    準備して頂いた資料を基づいて、酒井裕一講師

    に丁寧に熱く分かり易く説明して頂きました。

 

    最初に「大阪くらし今昔館」のパンプレットが

    昨年9月に更新されたこと、次に本日の話しの

    流れを説明されました。特に資料が96ページ

    に及んでいましたので、2時間の授業では説明

    し切れない面があり、見所のパノラマ地図を先

    に解説する等、配慮して頂きました。

 

    資料の中身からしますと、午前と午後の時間を

    使っても足らない位だったと思います。内容の

    濃い有意義な時間を有難う御座いました。 

   

  ▼本日の授業内容            ▼8階展示室              ▼空堀通の模型図

 ▲新しくなったパンフレット   ▲近代大阪のまちと住まい・大阪市パノラマ地図       ▲大阪市パノラマ地図とは

 

 ▲大阪市の市域の変遷               ▲住まいの大阪六景「城北バス住宅」        ▲大阪城

  (以上いずれも講座資料より)


  

  午後:クラスカフェ

     振り返り発表準備

 

   ※午後の授業は、クラスカフェ。

    3月は7日に修了旅行(クラス全体では実施せず、班毎に実施)、

    14日にわれらの出番(1年間を振り返って)学習発表会と修了式

    だけなので、本日が最後となりました。

    

    修了旅行が変更となりましたので、当初予定していました「信貴山

    のどか村」を一旦白紙にして、改めて各班毎に検討し直しました。

    また、学習発表会についても各班毎に話し合いました。